【読書ノート】マルチプル・ワーカー 「複業」の時代:働き方の新たな選択肢

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マルチプル・ワーカー 「複業」の時代:働き方の新たな選択肢 (山田 英夫
)を読んだので、内容をメモしておきます。

 

本の中では4つの「ふくぎょう」が紹介されていました。それぞれ収入と「ケイパビリティ(ざっくりいうと「自分しかその仕事をできない度合い」)」で「複業」・「幅業」・「副業」・「伏業」とられていました。

 

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①「複業」(ケイパビリティ高い・収入高い)

 コンサルタントが講演を行うなど、その人しかできないし、収入が発生する仕事。また、講演が人気だと仕事の主軸がそちらに移っていくなど、複業は人脈や仕事の幅が広がるなど起業への準備ともなりえる。

 

②「幅業」(ケイパビリティ高い・収入低い)

 プロフェッショナル(弁護士・医師)などが、収入を度外視して行うもの。時間外に行うボランティアでの無料相談など。こちらも人脈が広がる、仕事の幅が広がる。

 

③「副業」(ケイパビリティ低い・収入高い)

 本業で給料が少ないが、残業もできない人がやるもの。書内ではスキルや人脈は広がらないとしているが、私が住む田舎などでは、例えば空いた時間に友人のお店をちょっと手伝ったり、近隣農家を手伝ったりすると、人脈が広がるのでは?と思います。

 

④「伏業」(ケイパビリティ低い・収入低い)

 その人でなくてもできるし、収入も低いもの。収入が低いにも関わらずなぜやるのかというと、やりたいから。本業にするには収入が低いがサイドジョブとしては大丈夫ということ。スキルが上がって、ケイパビリティも高くなれば伏業を本業にしたり複業にしたりできる。

 

仕事を自分の時間資本を投入して収入を得る投資として考えるとこれからの時代

はいろんな仕事に資源を投入していろんなところから収入を得る人も増えてくると思います。

本業一本という人は株式投資に例えると1つの銘柄に全資本を投入していることになるので、

よほどその仕事が好きか、自分に合っていると思えない限り、本業一本でいくことはリスクの背負いすぎになるのではないでしょうか。

 

それでは。

 

【アマゾンより引用】

商品の説明

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著者について

田英夫(やまだ・ひでお)
早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)教授
1955年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)後、(株)三菱総合研究所入社。大企業のコンサルティングに従事。1989年早稲田大学に移籍。現在に至る。専門は競争戦略、ビジネスモデル。学術博士(早大)。
アステラス製薬NECふくおかフィナンシャルグループサントリーホールディングスの社外監査役を歴任。主な著書に『競争しない競争戦略』『異業種に学ぶビジネスモデル』(日本経済新聞出版)、『成功企業に潜む ビジネスモデルのルール』(ダイヤモンド社)などがある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山田/英夫
早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)教授。1955年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)後、(株)三菱総合研究所入社。大企業のコンサルティングに従事。1989年に早稲田大学に転じ、現在に至る。専門は競争戦略、ビジネスモデル。学術博士(早大)。アステラス製薬NECふくおかフィナンシャルグループサントリーホールディングスの社外監査役を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)